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山口さんが、有機野菜に込める想いと
有機野菜が求められる理由

山口農園では昔から有機野菜にこだわってきました。完全有機JASで栽培した農薬や化学肥料を一切使わないことが、身体に対して安全安心なのはもちろんですが、そういった資材を使わないということは土の微生物を守り、水や空気なども汚しません。
有機農業は環境保全にも繋がり、つまりは地球環境を守ることになるのです。

有機野菜の未来に向けた取り組み

2021年に入って国から「みどりの食料システム戦略」が発表されました。現在全農地の0.5%程度しかされていない有機農業を2050年までに25%にして、化学農薬の使用量を半減、さらに化学肥料の使用も3割減らすことを目標としました。これは温室効果ガスを減らし次世代へつなげる環境づくりにようやく日本も進み始めたということです。


また、食を見直すことで自然や植物、動物など色々なものから人間は恩恵を受けていることが分かり、多面的機能がある農業をいかに持続継続させるかも大切なことだと考えています。

『若者に夢と希望とチャンスを』

若者が見向きもしない産業は衰退します。日本の農業の現状を憂い、独自の研修制度を確立し、独立後高齢化が進む地域農業の担い手となるべき研修生を積極的に受け入れ、日本の農業の活性化をはかります。若者をバックアップする制度として、平成22年4月「オーガニックアグリスクールNARA」を開講しました。
山口農園では有機農業にこだわり続けるだけでなく「オーガニックアグリスクールNARA」で農業人の育成や、さらに有機農業による新規就農者支援として「山口農園グループ」も運営しています。

